情報媒体とその特徴
ホームページの各サイトはホームページのみの解説に終始していますが、メディア全体の中でのホームページの役割を相対的に俯瞰することで、それ以上でもなくそれ以下でもないホームページのリアルな意味と価値が理解されます。
最初に私たちの日常をとりまく主な情報媒体を「情報の蓄積度」と「情報の変化」の2軸で単純なXY軸配置をしてみました。
Facebook( Instagram Line他)
「facebook」などは小規模事業者様で一般的に活用されています。直近のリアルな情報共有の空間で、社内や趣味仲間などグーループ内での行事や出来事・写真データなどの最新の情報共有媒体として優れて「今でしょ」的な性格が特徴です。日記的な道具であり、ビジネス用・業務用としては不向きですが、臨場感を醸し出せるので公式ホームページにリンクし補完することで生きてきます。但し、更新が旧いとイメージダウンします。
ホームページ
ホームページは不特定多数の皆様に必要な情報を選びながら体系立ててご案内するものです。情報発信と蓄積に不可欠な現代社会の定番ツールです。特に、貴方様に御縁のある知人・ご友人・お客様たちが毎日のビジネスやプライベートの場での会話の中で”貴方様の会社やお店を話題”にされた時、スマホで「こんな会社」「このお店」とすぐ見せ合うことで情報を伝えあっています。
LINEでお店を教え合う時もホームページのURLをコピペしています。会社やお店の情報は紙媒体にはホームページのQRコード添付が常識となりました。最早ビジネス上、ホームページが無いのは存在を認知されにくい時代になりました。
ビジネス上は安定的な情報集積のベースとなるホームページが基本で、「今」を伝え合う他の媒体(facebook/Line/Instagram/Twitter等)は双方向性を主とした派生的ツールだと言えます。そして情報閲覧頻度の9割を占めるスマホに対応していないホームページ(☜クリック)は機能不全状態です。
サイトを見た見知らぬ方からの突然の注文や来訪よりも、実際にはこのような知人・友人・お客様の会話の広がりが安心と信頼の輪を拡げて顧客拡大に繋がっています。
そこにホームページがないと話は途切れ、折角のPRの機会も失われます。ホームページの存在意義は実はそこにあります。したがって、大中企業様は勿論、小規模事業者様もfacebookとは別にホームページをお持ちになることが一般的です。
今のホームページのリニューアルや起業開始(☜クリック)などでホームページ制作を思案される小中規模事業者様のお手伝いに力を入れています。
ホームページの目的
前項でも言及しましたが、ホームページの目的・意義についてです。大規模事業者様の場合、対外PR・グループ内の結束強化など目的も規模も多様ですが、特に小規模事業者様の場合①自社業容と製品やサービスのPR ②集客・注文獲得などを目的とされることが多いです。
ホームページで大切なこと?
小規模事業者様におかれまして
【1】ホームページで大切なことは何でしょうか?現代社会は誰でもパソコンやスマホで日々ネット上で多くのサイトを見ながら生活しています。星の数ほど存在し空気のような感覚で毎日利用する中でも、目に止まる・好印象を持たれるWEBサイトは??。
【2】大切なことは最初の画面の第一印象(簡明さ、品の良さ)ではないでしょうか。他の画面の第一印象も大切です。最初に好印象を持たれて初めて内容を読んでいただけます。
【3】初対面で関心を持たれたら、名刺交換の後、多くの方(仮に自社のホームページが無い方でも)が後で相手様のホームページをご覧になります。好印象のHPか否かはご縁をいただいた大切な方の信頼と印象を左右します。この名刺補強(イメージ形成)機能がホームページの大切な機能で、引いては今後の集客の成果にもつながるのではないでしょうか。
ホームページを最初にご覧になる方は詳しい内容はすぐお忘れになりますが「良い印象」だけは残ります。それが大切で、詳しい情報は後日、必要な時に検索されます。
「品格のある」ページ作成を第一目標と考えています。
※参考情報
小規模事業者を対象とした中小企業庁が委託調査の結果、販売に直接寄与したとの明らかな傾向が示されますが、個々のケースによる差異もあります。「通常、短期的には効果は実感しにくいが長期的には効果が出てくる」と言われます。